エコアのお料理レシピ

  • コンロ料理

ミラノ風カツレツ

2024.05.01

材料:2人分

  • A.豚肉スライス ・・・ 120g
  • A.塩・こしょう ・・・ 少々
  • B.パン粉(細目) ・・・ 適量
  • C.卵 ・・・ 1個
  • C.水 ・・・ 大さじ 3
  • D.バター ・・・ 20g
  • D.オリーブオイル ・・・ 大さじ 1
  • D.サラダ油 ・・・ 大さじ 2

作り方

① A豚肉スライスは縦長にカットしたクッキングシートの下半分に、 端が重なるように並べておく。
クッキングシートを半分に折って肉を挟む。


② 肉同士がくっつくように麺棒などでたたいたり転がして薄く伸ばす。 肉同士がはがれないようにゆっくりペーパーを開き、両面に塩、こしょうをふる。

ポイント

この時の塩分が味の決め手となります。お好みの塩分で調整しましょう。


③ C割りほぐした卵に水を加えて卵液をつくる。

ポイント

卵に水を加えて濃度の薄い卵液をつくることで、パン粉のつきすぎを防ぐことができます。


④ 肉を繊維に沿ってゆっくりと持ち上げ、まずはパン粉をつける。

ポイント

パン粉は目の細かい「細目パン粉」を選ぶとカリカリ感がアップします。


⑤ パン粉 → 卵液 → パン粉の順で衣をつける。

ポイント

パン粉を2回重ねづけすることで、カリカリ感がアップします。 肉は最後まで繊維に沿って持つことで肉がはがれにくくなります。


⑥ フライパンにDバター、サラダ油、EXオリーブオイルを入れて火にかける。 泡が出はじめたら、③の肉を入れて、中火できつね色になるまで片面ずつ焼く。

ポイント

この時、ガス台の便利な「高温キープ機能」を使うと、高温を保ったままカリッと焼き上げることができます。 

佑果先生の旬菜コラム

ミラノ風カツレツ

ミラノ風カツレツは、仔牛肉をうすくたたいて伸ばしたものに、溶き卵とパン粉をつけて、多めのバターやオリーブオイルで焼きあげた料理で、イタリア北部に位置するミラノの名物料理として有名です。

特別な味付けはなく、塩とバターとレモンの風味でお肉本来の味を楽しめるお料理で、シンプルだけど、バターの香ばしさが食欲をそそる一品です。
今回は手に入りづらい仔牛肉を豚肉に変えて作りやすいレシピにしました。さらに、スライス肉を使うことで、麺棒などで軽くたたくだけで薄く仕上がるので、カリカリの食感が生まれやすくなります。焼く時間が短くなる点も嬉しいですね。

日本のトンカツは、小麦粉→卵→パン粉の順で衣をつけますが、このお料理では小麦粉は使わず、細目のパン粉→溶き卵→パン粉の順でつけていきます。パン粉を2度付けることが食感をよくするポイントです。麺棒でたたいたり伸ばしたりの作業は小さいお子様にもピッタリ。
ぜひ、楽しみながらお家で作ってみてくださいね。

髙月佑果 先生

食×健康=楽しい!イートムラボ
料理教室企画・運営及び開講サポート
遺伝子検査食事ダイエット指導/レシピ開発・商品開発
イートムラボ主宰/日本(福岡)栄養士会所属/福岡調理師専門学校栄養学非常勤講師
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